生まれてきてくれてありがとう。

先月、我が家の愛猫ミイとケイが7歳になりました。
猫アルバムの7歳篇には誕生日ケーキの側面とプレゼントの写真を貼ってあります。

ちなみにケーキはプリンケーキ。食べるのは勿論人間です。






・・・ただ、二匹の誕生日が3月11日――という事もあり、誕生日関係の更新をどうすべきかどうか・・・ずっと迷っておりました。

結論としては当日に祝い、遅れ馳せながらこうして記事をあげる事に決めました。
それにより不快な気持ちにさせてしまった方には本当に申し訳ないと思っております。


多くの命を悼むべき時に祝い事をするのは不謹慎だ、 という声
特別な記念日を祝う事まで慎む必要は無い 、 という声
人の祝い事はしても良いが人以外の祝い事は慎んだ方が良いだろう、 という声
等々・・・
二年前からこれまで、自分に向けられたものではありませんが、“この日”の祝い事に関する様々な声を見聞きしてきました。

そうして、ミイとケイの誕生日に関する記事は書かずにアルバムの写真だけこっそり載せておく・・・
はじめはそんな方法を取っておりました。



しかしやはり、ミイとケイは我が家にとってかけがえの無い家族です。
世間的にはただの猫ですが、私たちにとってはそれだけには留まらない大切な存在です。
一昨年の夏、私たちの心を救ってくれたのも他でも無いこの子たちで、恩人――いや、恩猫でもあります。

だからどうしてもこの子たちが生まれてきてくれた事に感謝をしたかった。
きちんとお祝いしてあげたかった。
それを隠し立てするのはやっぱり何か違うと感じた。
最終的に、そんな結論に辿り着きました。

飼い主のエゴだと重々承知しております。
ただ、こればかりはやはり譲れぬものなのだと、理解せずとも知って頂ければ・・・幸いです。